iso tank - プログラムな?話 2008年

3段組 リキッドレイアウト

ホームページのリキッドオオォーーーなレイアウトです。リキッドなレイアウトっていうのは流動的なレイアウトのことです。 流動的なレイアウトってのはつまりこのホームページ。ブラウザを最大化してもサイドバーはウィンドウの右側に張り付いたまま。 そしてこの文字が書かれているエリアが横に広がります。つまりブラウザウィンドウの幅に合わせてホームページの幅も広がります。

で、3段組と一言に言っても色々あるわけでして、
左右がサブコンテンツのパターン
この図のように、メインが中央で両脇にサブがつく場合は、大抵中央のメインコンテンツのみが伸縮する。

おいらが今回いじったのは、
左2段ががメインコンテンツのパターン
こういうやつ。

サンプルのページ

おいらの期待通りであれば、メインコンテンツが二つとも伸縮するはず。


#MainContents {
    width:100%;
    float:left;
    margin-right:-210px;
}
#BOX1 {
    margin-right:210px;
}
#BOX2 {
    width:100%;
}
#Lcolumn {
    width:50%;
    float:left;
}
#Rcolumn {
    width:50%;
    float:left;
}
#SideArea {
    width:210px;
    float:left;
}

とりあえずこんなCSSにしたらこうなった。
3columnliquid1.png

もっとも、実際このレイアウトを使うかと言ったらたぶん使わないような気がするけど。

ホームページを作りたい!

これから「ホームページを作ろう!」と思っている方へ。

  1. 「ホームページビルダー」に頼るのはやめよう
  2. 「作りたい!」と思った人が作ろう
  3. 目的、目標を明確にしよう
  4. 他のサイトの丸パクリはやめよう
  5. 常に悩み、現状に満足することなく努力を続けよう

1> 「ホームページビルダー」じゃダメ?

ダメです。

とは言え、とっかかりとしては良いのかもしれません。 「アレしたい、コレしたい」というユーザーの要望をシンプルに実現してくれます。 HTML というものがたくさんの見えない四角形のワクで構成されているということも教えてくれます。

では何がダメなのかというと、このソフトは HTML というものの構造を無視してまで見たくれを優先することがあります。 後で分かると思いますが、ホームページというものは入れ子状の構造になっています。 箱根細工の入れ子人形やロシアの「マトリョーシカ」をご存知でしょうか?  人形がパカッと開いて、中には一回り小さな人形が。 それもパカッと開いてまた一回り小さな人形がでてくる・・・というものです。 もっと分かりやすいものですと、ドリフのコントであるような、大きなプレゼントの箱の中にまたプレゼントの箱があって、開けるとまた小さな箱があって・・・ 最後にはギャフンといわせるオチがつきます( HTML にオチはありません)。 だいたい分かっていただけたでしょうか?  ホームページとはつまり、姿こそ見えませんが中身はあのような、枠の中に枠があるという「入れ子」構造になっています。 ホームページビルダーは、時としてこの「入れ子人形」を正しく作ってくれません。 作れていないと・・・後々不具合が発生します。例えば、恥ずかしい思いをする等です。

2> 他人任せは良くない?

HTML とかホームページとか難しいから、パソコンに詳しいアイツに任せちゃえ! ・・・という事はよくあります。

何についてでも言えることですが、「作りたい!」と思い立った「立案者」がその企画を一番良く理解しています。 何をしたいのか、何が目的でどれをどうしたいのか。 彼ら(あなたの友人です!)はパソコンには詳しくてもあなたの脳の構造やあなたについてはさほど詳しくなかったりすることがほとんどです。 なので一から十までお願いされても、その友人らは大抵、小さく苦笑してしまうでしょう。 そして彼らは、あなたの立案した企画に翻弄されるであろうことも、おそらく意見の折り合いがつかないことも、 自分のプライベートな時間を削って、しかもボランティア――ほぼ無償――でしなければならないことも、大抵、理解してはいます。

もしあなたが友人を大切にしたいと考えるなら、まず以下の呪文を唱えてください:

  1. 何事も、金と時間のかからぬ事は無い
  2. 「できない」の前に「やるだけやってみよう」
  3. 分からなくても、まずは自分で調べよう
  4. どうしても分からないなら、ちょっとだけ訊いてみよう
  5. お礼と報酬は忘れずに
  6. 友達は大切だ

先だって、「タダでできる」という先入観は捨てましょう。 それから「世の中に、自分に解けない問題はない」と思い込みましょう。 たとえ今は解らなくても、それを解決するツールはあなたの目の前にあるはずです。 例えばそれは本だったり白くて四角い箱であったりします。 それでももし目の前に立ちはだかる巨大な壁に太刀打ちできないようであれば、友人に少しだけ背中を押してもらえないかお願いしてみましょう。 そうやって少しずつ自分で壁を登っていけるようにしましょう。

もし、どうしても友人に多く頼らねばならなくなった、またはホームページのほとんどを作ってもらうような事にならざるを得なくなった場合は、 感謝と報酬を惜しまず形にすべきです、彼はあなたのために惜しまず働いてくれたのですから――形は人それぞれです。

生活の心配がいらないほど裕福で、かつ友人に要らぬ手間をかけさせたくないと思ったら、プロのウェブデザイナーに依頼するのも手です。 これも堅実な手段の一つでしょう。

3> 目標・目的はハッキリと

どうしてホームページを作るのか、どうなるのが自分の目標なのかをハッキリさせておきましょう。 ホームページにそのことを明確に書いておく必要はありません。そのかわり心の中に刻みつけておいてください。

自分の持つ知識を多くの人に共有してもらいたい。あらゆる情報を集約させたい。ネットを通じて交流を深めたい。 知名度を上げたい、人気者になりたい・・・等々。ホームページを立ち上げる理由は人様々です。 それがどんな理由であれ、それを常に心の中に書き留めておくのはとても良いことです―― 一貫性のある、一本芯の通った Web ページを作る為の大きな助けとなります。

4> 「丸パク」は盗作です

当たり前のことですが、他人のものをタダで/許可無く使うことは、その人のモラルの低さをそのまま表しているのと同じです。 丸パクリするのと学ぶ/参考にするのとでは天と地ほどの違いがあります。 作りを真似することは悪い事ではありませんが、ソースを抜き出してコピーライトの部分や名前の箇所のみを訂正するような事は断じてすべきではありません。 それは「盗作」に極めて近い行為です。

Webページとは、あなたがそう思っているように、他の方々もまた何かしらの理由や目的を持ってその人が作り上げた「モノ」であり、 あるいは「作品」であり、あるいは「自己主張」「学習の場」「収入源」「自分の一部」なのです。 それらをもし他人にパクられたらどのような気持ちになるでしょう?

5> 常に向上心を

形ができあがれば、ハイ完成。いえいえ、ホームページ作りはそんな甘いものではありません。 あなたが今作り上げたそのページは、あなたの目標や目的を満たすのに十分な内容を持っていますか?  そのメニューは、ホームページを見てくれる人を正しく案内してくれますか?  文字が見づらくはありませんか?  目がチカチカするような色づかいだったり、派手に文字や画像が動きすぎて見る方が疲れたりしませんか?  顔文字や画像ばかり多すぎてなにがなんだか分からなくなりませんか?  逆に、表現力がなく何を表したいのかさっぱり分からないサイトになっていませんか?

一度完成しても、課題は山積みのはずです。常に「うーん」と悩み続けてください。 その悩みが、あなた自身やあなたの作ったサイトに「何か」をもたらすことになるはずです。 その事とホームページの更新頻度は関係ありません。 もちろん早いにこしたことはありませんが、例え更新が遅くても、「何か」をつかみながら一歩ずつ更新できれば、それでもいいのです。

・・・

以上、過去になんか書いたもの。

マジコンとブルー・ボックス

Blue Box.

先に。マジコンがそもそも何だったのか、とか話す気はないです。 そもそもスーファミの「マジックコンピュータ」と言いまして・・・とか説明したり、 単純にはバックアップツールで・・・とかそういう詭弁を並べたりする気はない。

さぁ、今流行のマジコンの話をしようじゃないか。簡単に言えばこれはクラック・ツールだ。 ROM に入っているゲームデータを吸い出し、移し替えて、タダでゲームができる。

で、つまりこれは一昔前に流行った「ブルー・ボックス」と一緒なんだ。

「ブルー・ボックス」とは何か、って? 30数年、いやもう40年近く前になるか。当時の「電話ハッカー」達が生み出した、 長距離電話をタダ(通話料金が一切かからないんだ!)でいくらでも使える(「フリーキング」という)不思議な青い小箱のことだ。 この青い箱(本当は別に青くはないんだけど)は、すごく流行った。これがあれば長距離通話のタダがけができるんだから。

で、中にはこれを販売している者もいた。Apple 社の設立者、スティーブ・ジョブスとスティーブ・ウォズニアック「二人のスティーブ」がそうだ。 かれらは雑誌で見たブルー・ボックスを参考に自分たちでオリジナルのブルー・ボックスを開発・量産し、100~150ドルで売りさばいていた。 いずれ彼らはピストルで追い回され紆余曲折を経てパーソナルコンピュータ「Apple シリーズ」を開発し偉業を遺すことになるんだけど。

売るっていうことは、買う人がいるっていうことだ。

それが適法か違法かなんていうのは関係なく、 自分にとって得だと判断すれば簡単に手を伸ばしてしまう人間がごまんといるっていうことなのだ。

畏れ多くもブラックハット・ハッカーが作った不思議な小箱を、何が入っているかわからないという臆病さが、 とにかくこれは得だという利益性によって上塗りされる。

彼らは、中から真っ黒なコブラが出てきたらどんな顔をするんだろう?

そして次に何て言うと思う?

ヒトっていうのは本当に進化しないものだと思う。

を に

を に

がんばれぼくらのGoogleたん!

はじめて Vista をまともにさわったよ

確か農業会計ソフト(ソリマチだ)が PC 上から消えたとかそういう理由で我が家に Vista 入りノートパソコンが届いた。「直してくれ」とのことだ。"なくなった"のに?

まぁせっかくの機会なので Vista を触ってみる。実はろくに触ったことがない。

まず真っ先にコントロールパネルを開きたいと思い、Windows キーを押して C を押した。

何も起こらない。

仕方がないので「コントロールパネル」をいまいましいマウスでクリックし、コントロールパネルを開いた。

その後は色々だった。アレがない。コレがない。よく覚えてない。とりあえずデスクトップを右クリックすると一番下に"個人設定"なる項目があった。いかにもアカウント設定か何かに見受けられたが、後ろに "(R)" とついてる。もしやと思いクリックしてみると、ああ、これは Vista 風「画面のプロパティ」だ。

とりあえず「テーマ」の中に"Windows クラシック"がある。切り替えたくなってしまう衝動と約 2 分格闘する

また何か色々やって、飽きたので Windows Update だけしてやめることにした。Windows キーを押して U を押したら何か開いた。何かの見間違いだったことにし画面を閉じて、Windows キーを押しながら U を押したら「なんちゃら操作なんちゃら簡単なんちゃら」とかいう画面が開いた

その画面を 1 秒も見ないうちに閉じると、いつものようにデスクトップを 1 回クリックして ALT キーと F4 を押して Vista を終了した。

なんだっけ。簡単? かんたん、ねぇ。

僕の高校時代

今回はちょっと自尊心に満ちた昔話をしようと思う。

ぼくが自宅で使っていた PC-9821 model S1(いわゆる9821マルチ)は MS-DOS 3.30B と一太郎 Ver.4 のフロッピーディスクを2台の FDD をガシャガシャ駆使して使っていて、学校で使っていた PC-9821(型番は忘れた)は MS-DOS 5.0 くらいで最新式の HDD なるトンデモない記憶装置を搭載し、これまた最新式の一太郎 Ver.5 for JustWindow を惜しげもなく HDD にインストールしていた。そういう時代である。

多分なんだけど、田舎の農学校としてはなかなかに良いPC環境だったのではないかと思う。教員室には C、COBOL、FORTRAN などの(当時はまったく意味がわからなかった!)プログラミングソフトが大量に並んでいて、僕は足しげく教員室に通いそれらパッケージの箱を眺めては「先生、僕にプログラミングを教えてください!」と頼み込んだものだ。3年間。結局教えてもらったのは BASIC だけだった! おかげさまでファミリーベーシックとあわせて BASIC には詳しかったかもしれない。

そんな好環境であったにも関わらず、授業の内容は「ワープロの使い方」と「表の作り方」だった。ワープロに関しては家で一太郎を使い倒していたので授業はほとんど退屈だった。ただ、Lotus 1-2-3 は使い方がよくわかっていなかったので、授業で覚えたのがほとんどだった。それでも退屈だったので、授業中は先生の目を盗んで MS-DOS をいじり倒していた。config.sys や autoexec.bat を書き換えてはあーでもないこーでもないと頭を悩ませ、時には脳天に鉄槌が下りた。

だが授業で「タッチメソッド」が登場すると、もっぱらそれの習得に時間を費やした。というのもそれまで「一本指打法」だったからだ。それでも僕はワープロの入力速度に関しては学年順位でも一桁をキープしていた(ワープロテストなる試験があったのだ)のだが、タッチメソッドできる先生がちょっとかっこいいと思って真似しようと思ったのがそもそものきっかけだったように思う。

おかげで一時的に入力速度はとんでもないほど落ち込み、平均的なところを行ったり来たりするようになった。だが、楽しい楽しい修学旅行の最中でもバス移動の時間になると紙にプリントしたキーボードを膝の上に広げてはタッチメソッドの練習をした。「むかしむかしあるところにおじいさんとおばあさんがすんでいました」。

半年もするとめきめきと速度が上がり、気がつくと先生よりも高速でタイピングできるようになっていた。タイピングに関して僕の右に出るものはいなくなった。当時あったワープロ検定で、10分間で700文字くらい入力できるのは僕だけだった。

高校二年か三年か忘れたが、ある時、他校の生徒を交えて「ワープロ大会」なるものを開催することになった。確かあれは表つきの文書を作るのとある計算結果を打ち出す表を作るのがあったと思う。ようするに一太郎と Lotus それぞれの試験があったように覚えている。大会に向けてキータッチの練習は入念に行ったし、数式についても色々学習した。

しかし大会当日の驚愕は、今でも明確に思い出せるね。他校の生徒らが持ち寄ったPCはなんとWindows95を搭載していた! そればかりでなくワープロソフトは Word で表計算ソフトは Excel だった(この時初めて、ワープロソフトや表計算ソフトに一太郎と Lotus 以外の選択肢があることを知った)。白と水色の、空のような画面を見てなんか派手というか「ケバい」という印象をまず持った。 そしてマウスがついていた! 彼らはあろうことかあの、使えない、邪魔以外のなにものでもない、あのマウスを使って僕らと戦おうというのだ。僕は必死になってワープロと表計算の中の一体どこにマウスの出番があるのかを考えた。

一太郎は、入力や他の操作を行っていない状態でESCキーを押すことでメニューが開く。そして、たとえば罫線を引きたい場合は、そのまま「K」キーを二回押すのだ。するとカーソルが罫線を引くためのそれに変わり、Returnキーと十字キーで簡単に引くことができる。Lotus1-2-3 は「/」キーでメニューが開いて操作できるし・・・つまるところ、キーボードで簡単に操作できないものは何一つなかったのだ。そして僕は彼らの練習光景を見た。なんと、罫線をマウスで引いている! その上、メニューをマウスを使って開き、セルをマウスを使って選択していたのだ!

僕は度肝を抜かれた。全く考えもしなかったインターフェースとかアプローチとかが目の前にある。が、しかし、よくよく落ち着いてみるとそれは確かに驚愕に値したが「で、それって速いのか?」ということになった。結果だけいうと僕の圧勝だった。直接的な勝因は、僕の方が彼らより二倍近いテキストを打ち込んだからだ。それと、画面上部のメニューにカーソルを持っていくよりESCキーを押した方が速かったし、マウスで罫線ボタンを押しマウスで表を引くよりESCキーを押してKボタンを二回連打し始点と終点を指定した方がまだ速かったのである。だけど、セルの選択はマウスの方が圧倒的に速かった。僕は一位だったが、二位からしばらく下はWin95組がしばらく続き、僕はこの日、時代の変わり目を感じた。

現在、ほとんどのインターフェースはマウスを補助的にあるいは主体的に使用する。実を言うと僕はいまだにこのマウスというものが好きになれないし、Word より一太郎の方が好きだ。が、あの時確かに Excel は Lotus1-2-3 に一つの点において勝ったし、それは同時に一太郎の敗北をも意味したのかもしれない、と思っている。

マウスはキーボードと違いたくさんのキーを覚える必要もなければ、専用のタッチメソッドという困難な入力方法も覚える必要もない。そしてそれを生かすように作られた Word と Excel。これは明らかにインターフェース面の大きな勝利だったのだと思う。未だに Word の動作には「ねーよwww」って思わされるけどね。

押していただきたいのですが・・・

今日も今日とてジョエル・オン・ソフトウェアを読んでいる。 仕事? してるよ? こうして勉強することがいずれ私の今後の仕事に

はいすいません。仕事します。これ書き終わったら仕事します。はい。したっ。っしたっ。

・・・でまあ、ユーザーインターフェースの話だ。ジョエルの小話には本当にクスっとさせられる。

私の一日の多くはこんな感じだ:

  1. 仕事にとりかかる。
  2. emailをチェックしたり、Webを見たり、そのほかのことをする。
  3. 仕事に取りかかる前にランチを取ったほうがいいと判断する。
  4. ランチから戻る。
  5. emailをチェックしたり、Webを見たり、そのほかのことをする。
  6. いい加減はじめたほうがいいと心を決める。
  7. emailをチェックしたり、Webを見たり、そのほかのことをする。
  8. 本当に始めなきゃいけないと、再び決心する。
  9. くそエディタを立ち上げる。
  10. ノンストップでコードを書いていると、いつのまにか午後7:30になっている。

なんという俺(ただし8番目くらいまで)。

でまあ、ユーザーインターフェースだ。ジョエルが言うには、「マウスを使って一番操作しやすい場所は、画面の四隅だ」 ということだ。本当にそのとおりだ。何も考えずにグギギとマウスを斜めのどこかの方向に動かしてマウスをクリックする。 メニューが開く。とても幸せなことだ。それがあればマウスに「検索ボタン」とかいうアホなボタンはいらないとすら思う。 もっとも俺個人としてはキーボード操作派なのでこのへんはけっこうどうでもいい。 だが、職場でこうしてブラブラしてる俺は、数百人からなる「ユーザー」のことを考えねばならない。

でまあ、気づいたんだけどさ。試しに何も考えずにマウスを斜め右下か斜め左下にンギギって動かしてみ? そんで左クリックしてみ?  なんとマウスポインタが画面中央方向に向かって約4×4ドット動く程度の能力。すごい! これでスタートボタンとかちゃんと押せ・・・ない。 ポインタがスタートボタンを押すには縦方向にもう1ドットの移動が必要である。

惜しすぎる。これがもう1ドット動けば、何も考えずに画面左下にポインタを動かしてダブルクリックして、 1回目のクリックでマウスが自動的にスタートボタンの上に移動し、2回目のクリックでスタートボタンを押せるというのに。 もったいない。ちなみに画面下端でこれやると全部自動的に上に約4ドット動く程度の能力。ずらっと並ぶタスクにはやはりあと1ドット足りない。 ちなみにクイック起動と言語バーには届く。たまにポインタ動いて届かない。

マイクロソフトがこの問題を解決するには、さらにもう1ドット動く程度の能力をポインタに付加するか、 もしくは超かっこいいスタートボタンを断腸の思いで左下にスキマなく、完全に、ピッチリと配置するか。 これだけでおめー、先生が「左下のスタートボタンを押して」とか言う度にしかめっ面してスタートボタンにカーソル合わせる必要なくなるんだぜ。

キーボードでキー入力するだけの分にはしかめっ面する必要はない(その時の機嫌は別の話)けど、 マウス操作するのには、世間のPCユーザーの50%以上を占めるという初心者~初級者の内実に75%以上はしかめっ面してるぜ。 間違いねえって。そして視力の落ちた原因をパソコンのせいにする。それはしかめっ面をするマウスポインタのせいです。

ユーザーインターフェース(UI)

どんだけコアシステム変わってもユーザーインターフェース(UI)は変わらない、みたいなそんなシステムはないの? ユーザーインターフェースに特化したシステムっていうか。「システムが変わって使い勝手が悪くなった」 という言葉を聞いてそんなことを考えたりもした。だってせっかく今までので慣れたのにまた一から覚え直しとか、 余計な手間じゃん? しかも新しくなったシステムのユーザーインターフェースが「本当に」以前のシステムのそれより使いやすいかっていうと、 実際そうではないことが多いよね。以前のシステムは触ってないのでオイラはなんとも言えんけど。でも思うわけよ。 あー、絶対この位置のボタン押しづらそう、とか、流れ作業(NEXT→NEXT→NEXT→OK みたいな画面遷移)なのに、 なんでNEXTボタンが画面上端から次のページで下端になってんだよ、とか、画面が青くなったり黒くなったり目が疲れそう、とか、 ボタンちっちゃかったりやたら横長だったり、あっちの画面とこっちの画面切り替えなきゃなんねーとか、しかも切り替えボタンがたまに効かないとか。 正直このへん変えるだけで現場のストレス相当減るよなーとか。でもおそらく簡単に変更はできないんだろうなあ。

おらが最近読んでる本「ジョエル・オン・ソフトウェア」
Joel on Software
まぁWebでも読めるんだけど。
これによればMicroSoftのようなチョー一流の会社のソフトのUIを積極的に真似よということだ。 これは驕りかもしれない(ジョエルはマイクロソフト社とかのすごい人だ)、しかしその一方でとても腑に落ちる。その方がユーザーも、システムを維持管理している側も、 開発している人も(最初からそのように作っていれば)、幸せになれるからだ。

しかしどう考えたって今からじゃ開発している人たちは幸せになれねーわな。とりあえず自分にできることを探すのが自分の一番最初の仕事みたいだ。

XOOPSで俺がんばった

あらすじ
前回、思わず消しちゃったXOOPSだが、数分考えてみたら別に消す必要ないんじゃないか。ってかなんで消したの俺?ってなって入れなおしたのだった。

本当おもわずびっくりだよねー。つい消しちゃったのもやっぱりうなずけるんじゃない。おっと再インスコが完了した

またあらわれた

         ____
       /      \
      /  ─    ─\
    /    (○)  (○) \
    |       (__人__)    |
     \      ` ⌒´   /
    ほんとこうなった

とりあえずどうすればいいのか。よく考えてみる。むむむむ、む。もしかしてこれはblosxomのvanilla状態と同じなんじゃないのか。インストール直後は何もなく、プラグインやフレーバーで肉付けをしていくblosxomと同じにおいを感じた。

そこまで考えてから「ぐぐればいいじゃない」という結論に至った。ぐぐった。解説サイトでてきた。文系のためのXOOPS入門、や、ぼくどっち系ともいえないんですけども。いやナニ系ともいいませんけども。

で、そこの文系さんによればやはり「基本的に、使うのなら自分でなんとかするしかないソフト」とのことで、僕の考え休むに似たりつまりとっととぐぐっとけばよかった。なんで小一時間もんどりうってた僕の時間は実に無為だった。

で?

文系のためのXOOPS入門より引用:http://xoops.kudok.com/images/bunkei/install_de.png

よかった みんながくぐった 門なのね

そんなわけで気をとりなおす。とりあえず必要最小限のモジュールをダウンロード。ダウンロード?ダウンロード・・・あれ、XOOPSってバージョンによって使えるモジュールが異なる・・・?と、とりあえず必要最小限入れてから考えよう。

http://ore.rulez.jp

とりあえず使用可能にはなった。ファイルのアップロードとダウンロードを行うモジュールmydl_fileupだけ入れた。色々と意味はわからないしテンプレート直したいしファイル数が1000以上あるのもなんとかしたいけどそれは次の話。

追記。ちなみにblosxomの初期画面はこうだった。

blosxomの初期画面

XOOPSってなんなんだー?

っていうわけでXOOPSっていうものに興味がわいた。コンテンツマネジメントシステム、略してCMSというものの一種であるようだ。コンテンツマネジメントシステムというものは、文字通りコンテンツを管理するようだ。ではコンテンツとは? サイトコンテンツのことであるらしい。サイトコンテンツって? ようするにそれはあれだよおめー、サイトの中の文字だろ。このサイトは丸丸ですとかよおこそいらっしゃいませとか。

つまりBBSとかアクセスカウンタとかあのくそうざいFlashの時計とか、ああいうものを追加・削除・デザインできるようななにかなのかー? って思いながらDLした。解凍した・・・ファイル多っ。とりあえずこのテのファイルたくさんあるプログラムにはだいたいインストーラついてる。MySQLデータベース? 使わねぇだろ。って思いながら設定してインスコ。完了。どれどれ新しい俺ホームページは

インストール直後の画面

おもわず画面を閉じてXOOPSをアンインストールしてた。