iso tank - Gentoo Linux

Gentoo メモ (3)

Gentoo Linux

色々と思い出してきたのでまたポロポロとメモる。

make.conf。USEフラグとAPACHE2_MODULESがわけわからなすぎ。本当に必要なものや実は不要なものを仕分けることができなかった。

apache2のmpm(multi proccessing module)は現在、標準でpreforkが選択されるようになってる。おすすめはworkerということらしいが、どうもphpの動作が微妙になることがあるらしいので、とりあえずpreforkのままにしている。 でもたぶんなんとなく、preforkからはlegacyなにおいが漂ってくる。バージョンアップを重ねて、そのうちworkerが標準になるということもあるかもしれない。で結局、サイトでphpを使ったりしなければworkerは断然速いらしい。 使う際はmake.confにUSE="threads"とAPACHE2_MPMS="worker"を忘れずに。

sshまわり。opensshがおすすめ。設定は小面倒くさいので設定ファイルは無くさないこと。使う際にはhosts.allowとhosts.denyでアクセス制限+ポート番号変更+秘密鍵/公開鍵認証は必須。複数のサーバに接続する際は、鍵はそれぞれ別々にしておくこと。

ひとまずこんなところかな。

Gentoo メモ (2)

Gentoo Linux

軽く1年以上ほったらかしにしておいたGentooだが、2月の終わり頃に何の気なしに電源を投入してみた。動く。素晴らしい。

前回の失敗を糧に一からクリーンインストールに挑戦してみる。fdiskから。紆余曲折の末、成功。調子に乗ってもう一台の暇をもてあましたPCにもインストールしてみる。成功。

ということで、色々と気づいたことをメモしていく。

まずmake menuconfig。最初にして最大の難関。ここの設定をミスると色々と動かなくなる。ファイルシステムのドライバみたいなのにチェックを入れなかったせいでドライブのマウント自体できなくなったこともあったような気がしたので、特にデバイスドライバ関連には注意すること。 lspciとか活用するとよさげ。その他のチェックはうんうんうなりながら付けたり外したりしてたけど、今になってよく考えるとたぶんあってもなくても動作に支障はない気がした。

あとgrub起動時に画面の解像度とか設定したくてVesa関連のチェックボックスを色々つけたりしたけど結局解像度変更できなかった。うんこ。あとでリベンジする。

次。grubまでセットアップ済ませてHDDからブートしようとすると、大抵うまくいかない。そしてその原因は大抵わからないけど大抵ファイルシステムがうんたらかんたらになっているので、fsckを実行するとなんとかなりそうな気がする。うんたらかんたらをよく読むこと。

時刻について。日時を修正するのはあくまでOS上の時間であってBIOSの時間はあんまり修正されないようだ。ntpは時間がずれすぎていると修正してくれなくなることがあるらしく、PCは再起動の度にBIOSの時間に合わせられるようだ。 つまりBIOSの時間がずれすぎているといくらntpを起動していても自動で時間修正してくれなくなるようなので、BIOSの時間があまりずれるようなら電池交換も検討すべき。

HDDの完全消去

だとさ。

それ系のソフトを使えば簡単なんだろうけど、ある程度のアーキテクチャに対応するソフトはあるのだろうか?

少なくとも x86 と PowerPC には対応していてほしい(職場で使われているのがこれくらい)。でも正直ソフト探すのめんどくさい。

今頭に浮かんでいる方法としては、UNIX 系コマンドの"dd"を使って、


# dd if=/dev/zero of=/dev/(デバイス名)

とすることでデバイスに全部ゼロを書き込んでしまう方法。UNIX 系 OS が、フロッピーとか CD とかでシェルまで起動できればそれでいい。

で PowerPC アーキテクチャに対応してる UNIX 系 OS というと真っ先に思い浮かぶのがやはり gentoo。なんだけど、アーキテクチャごとに別々のブートディスクを用意しなければいけない。

一枚で済ませるのは、やっぱり無理かなぁ。

あと、復元ソフトとかで復元できちゃったら意味がないので、その辺の確認もしないとなぁ。

ああめんどくさい。

Gentoo メモ (1)

Gentoo Linux

とりあえずひととおり Gentoo セットアップは完了した。結論からいうと「なんとか動いた」。 将来的に HDD ぶっ壊れたとか何らかの理由で一からセットアップし直さなきゃいけないとかなった時のためにちょこちょこメモしておく。

はじめに。2ch の Gentoo Linux スレの方々には本当にお世話になりました。たぶんこれからもお世話になります。よろしくお願いします。

hda と sda

よくわからないが最近の Linux は、パラレル ATA(今までの IDE とか ATAPI とか呼んでたやつ)を、hda じゃなくて sda として認識したりすることもあるらしい。 うちの HDD は IDE なのだが、LiveCD を起動した時は sda で認識したし、fdisk も /dev/sda でないと認識しなかった。 が、実際には IDE なので、fstab とかブートローダの設定ファイルでは "hda" と指定しなければならなかったようだ。

これがわからなかったおかげで 4日ぐらい悩む羽目になった。

Gentoo Linux 入れ直し

前回、ネットワークが繋がるようになったはいいけど、結局その後カーネルパニック(Kernel Panic - OS に致命的な問題が発生して OS が立ち上がらなかったり動かなくなるエラー)がどうにも解決できなくなってほったらかしにしてた。反省。

で、OpenBSD のインストールはスムーズに完了したので気をよくして久しぶりに Gentoo を攻略しようと再起してみた。

相変わらずうんともすんともいわない PC。ただ今回 Gentoo は、バージョンを"2007.0"から"2008.0"に上げていたので、これは挑戦してみようか、と。

"Live CD"と銘打たれたisoファイルをダウンロードし、CD に焼く。起動する。そのままで起動すると Windows ばりのデスクトップが立ち上がる。デスクトップにはインストーラがおかれてあり、ダブルクリックすると起動し、Windows ばりにセットアップを完了し、あっという間に OS が出来上がる。問題はない。

だがこれではつまらない。

CD から起動し直し、起動時のコマンドを gentoo nox とすることで、いわゆる GUI(正確には"X"、要するに Windows っぽい画面)は起動せず、黒い背景に文字だけの「コンソール画面」とか「シェル」とか呼ばれる画面になる。

これだ。

やはり「いかにも『システムいじってますぅ』なカンジ」を出すためにはこういう「いかにもっぽい」画面なのだッ。

文字と黒の世界
ね。

ちなみに旧バージョンの 2007.0 の時はこうだった。
もー
ちなみに背景の彼の名前は「ラリー」です。