iso tank - 私生活 2005年 08月

「心中の手記」より抜粋

毎朝は私をいつも違う瞳で見下ろし、声にならないおはようを口にする

それをさも毎日同じであるかのように毎朝を見つめる私がふと毎日を見返すと、それはまったく違うと気づき、 私にとって私を成し私事を為すために私のために一つとして同じ毎朝は無く、ゆえにこのように毎朝という語句を用いることは誤りであるような気がして、 しかし校正するには私の心はとても気怠く私自身もまた気怠く何よりも惰性を好み無事無病無災であることに安堵する。どうしようもない。

ところで。気持ち変わらぬまま家を出て今日の朝もまた毎朝と変わらぬ朝であると信じ唯々道の上を行くと、 最近道の上よりかは少々目線を高く木々や空を見上げている私自身の心境の変化に、最近驚かされる。

父はかつて私に、この風景を美しいと思ったことはない、この風景に誇りを持つこともない、ただこの農業という職業にのみ誇りがある、 と言って聞かせてくれた。そのことをふと思い出し、私はおかしくなってしまったのだろうかと変化する自分自身に戦々恐々としてしまった。

この地にいながらにして私は異邦人となっている。この地にいることただそれだけのことを第三者的観点をもって美化することにつとめ、 またこの地にいることただそれだけの事実を希釈しようとしている。私の脳はそれをそう見ようとするように変化してしまっていた。

しかし見れば見るほどに緑は世界は色鮮やかに見えてきて、それにつれて青白い空は唯々空っぽに。 鮮明なる紺碧と空虚なる蒼白のコントラストがまた素晴らしいとそう感じるのならばそれは悲しくも以前の私とはもはや違う私というものになっているという事実で、 何にせよ一度進んだものをまったく同じになぞりながら元の位置に戻るということはないのだから、その事実を受け容れるように私はそうするように努めた。

さて。一日も終わり帰途につくと、またも目がいつもとは異なる場所へ赴いていることに気づく。 ふと、毎朝がいつも違う朝なのは私がいつも違う私になっているせいであって、それは朝だけに限らず昼も夕暮れもまた夜もいつもと違うように私の目には映っているのだと思った。

私は日一日として同じ私ではない。私の視点観点も日一日として変わり続けているというのであれば、 まるでそれを毎日すべて同じものとみなし毎日を過ごしていた私は今まで如何に勿体無いことをしていたのか。私は猛省しなければならなかった。

一生は一度である。一年は一度である。季節は一度であるし、一日もまた一度である。つまり私はそのことをすっかり見過ごしていた。

私は漫画ではないしまたゲームでもない。それらは楽しいし、時として生きがいをくれたり学ばせてくれる。 それでもそれと私は切り離しておくべきだったのだ。私は気を抜きすぎていた。それゆえに感受し近似し融合せんとしていたといえる。

しかし漫画やゲームがなにも悪ではないし私の過失の原因となったわけではなく。私はやはり私であるがゆえにこのような体たらくを見せたのだ。 私には日一日としてなにがしかの変化がある。私以外のあらゆるものもまた。さてしかし、変わらないのも事実であるし辛いものが苦手であることは如何様にもならない。

私はまた変わることができるだろうか

(画像)僕の鈍器を紹介します

僕の鈍器

以前の日記でも使われていた、これがMy鈍器でございます。

偉人かく曰く、自分の武器に名前をつけ毎晩一緒に眠れとのことですが、残念ながらMy鈍器には名前もなければ一緒の布団で眠ることもありません

しかし私はそれでもこの武器が好きなのでございます。

ビュンビュンと振り回されれば

[mace2.jpg:319-174%#もげ。]

このように鎖がもげてとれてしまう弱弱しさもひっくるめて、やはり好きなのでございます

以上でございます

追記:

コレがモーニングスターなのかフレイルなのか山海堂のバトルメイスなのかなどというコトは、どうでもよいのです!

振り回せてビュンビュンドガキボココズゴできればそれでOK、それが俺ジャスティス。

かがく そうこ です

かがくについて考える、かがく そうこ です

今日も元気に妄想コンティニュー!、いやごめん、実は不元気で困ってます

以前、mixi日記で時間の流れなどという概念は心の底から 「ペテンである」 と信じて止まない、と書きました

「もしも『宇宙ビッグバン説』が本当であるのなら、『時間の流れ』という概念は(誰から見て、かは知らないけど)ペテンである、というアタクシお得意の妄想劇場

ビッグバンとともにこの宇宙が構成されはじめたのなら、時間も空間も電気も物質も磁力もココからはじまったんじゃないかなと、おそらく

で、

おそらく現在あたくしたちが暮らしている宇宙の空間とか時間とかその他諸々の概念は、ビッグバンが始まる前はもっともっと違う「まったく別の要素」だったんだろうな、と

そしてそれら「元の要素」がビッグバンとかいう膨張だか何かによってグングン引き延ばされた中にあるものが、あえていうなら「時間の流れ」というものなんだろうな、と

そしてワレワレはその中に存在しているんだろうな、と

そうすると「宇宙外の時間はどうなんだ?」という問題になるとおもわれますが、たぶん宇宙の外には、宇宙内に今存在している物質や電気や磁力や重力や空間だとかいう要素は存在していないと思われるので、 ビッグバンにより引き延ばされて発生した「時間」という概念とはまったく、位相も、意味も、根底からなにもかもが異なる、ワレワレが存在し得ない、あえてこれ以上の言葉にできない、別の「時間」という概念がはたらいているんでしょう

なので宇宙内の存在の宇宙外への脱出は「不可能」と位置づけることを妄想します

宇宙外にはワレワレが存在し得る「空間」「時間」「物質」「電気」「あと何か」は一切存在していないし、そもそも存在の根源が違うと思われるのです

宇宙がどういう状態になってるかは知らないっすけど、「宇宙の果て」はそんな理由でおそらくなんか到達し得ないだろうなーとか

でまあ、そんなこんなであたくしは

  • あたくしたちの存在する宇宙の中の概念というものは、宇宙外からの観測者から見れば「ペテンデある」
  • あたくしたちに都合の良い「タイムスリップできる時間の流れ」は存在しない

ということを高校時代から妄想し続けていたのです

でも、ビッグバンによって引き延ばされ歪められ発生したのが「時間」であるのなら、どんな歪みかは知らないけど「時空の合せ鏡」は存在するのカモナー、とかふと妄想してみました

もちろんおそらく間違いなく到達不可能な、文字通り「鏡」みたいなのは、だけども、

それによって過去とか未来とか観測できるかどうかは知らん(∵)

どのみち、あたくしの妄想ブレーンでは器も小さすぎるし考えも一人よがりすぎなので、おそらくコレ以上の思考は不可能だろうしあたくしのお脳もパムパムだしとにかく、

「・・・この話は、ここで終わりなんだ」

明日も、妄想を科学する。

従妹とわたくし

わたくし近所に従妹がいますというか、親戚がほとんど地元に残っているので近所でないところに親戚いません、

よく「都会から親戚がお盆休みに〜」とか「横浜から来た親戚がお土産を〜」とか、近所ではそういう話があります、あります、

ウチにはいません。思わず句点も使ってしまうもの。

でまあ、近所に従妹「も」いるのです、

最近ようやく二十歳を迎えて一周年くらいでして、かなり頭がバカだけども仕事がんばったりしてるさ、

うんうんオニーチャンうれしいです、二十歳をこえても舌ッ足らずなその口調は早くなんとかしやがれ?

しかしこれでもホンっト、生長したものなのです

つい数年前までは、

おいら「ときに従妹よ、それ、ナニを読んでおるのだ?」

いと子「ウン。幽々白書。あとーこれはハンターハンターとォーあとねーあとね・・・」

おいら「、、、ホホホウ(-_-」

いと子「将来マンガとか描きたいの! でもホントへたくそだからいっぱい見ていっぱい描いて勉強しないと・・・」

おいら「(次の語を予想)あのな、いと子」

いと子「お兄ちゃん『コミケ』って知ってるー? わたしあれに行ってみたいんだー!」

おいら「そうかお兄ちゃんそんな単語は初耳だがそんな場所はきっと魔窟でカオスでアカシックな上その、オナゴがひとりでTOKYOにいくとほらアレだ、わかいニクツボ目当てのデビルとかサタンっぽいのがそれはもう!!」

いと子「えーそれは大丈夫だよわたしブスだから」

おいら「それはそうだが」

いと子「でもいきなり漫画家なんてどう考えても無理だからそういうのでいっぱい色々描いたり出したりやってみないと!」

おいら「そうかそこまでおまいの決意がかたいのならお兄ちゃんは止めないからビデオ出演とか新聞に出たとかそういうことにならないようにしつつベストを尽くすがいい」

いと子「うん! でも一番の問題は共通語をしゃべれるようになることなんだよねー」

などという状態でございましたとも

その2年くらい後には、

いと子「ねーお兄ちゃんお兄ちゃん『2ちゃんねる』って知ってる??」

おいら「(ついにこの日が来たか)、、、ウンお兄ちゃんちょっとだけなら聞いたことや見たことはあるかな(-_-」

いと子「ここに書いてる人たちバカだよねー! なに、『オマエモナー』とか『呪まーす』とか!」

おいら「(いきなり呪まーすかよ)あははそうだね」

いと子「ウチの学校でも流行っててね、男子ムカツクゥー! ひろゆきひろゆきゆってるんだよ!」

おいら「そうかそういうのはコッチから反応したら負けだぞうまい棒出されても『バカじゃないの』と冷たくあしらっときなさい」

いと子「でもああいうの見てると2chってバカっぽいけど面白そうだよねー」

おいら「あんまり見すぎると健康を害するおそれがあるからほどほどにな。あとお前バカだからきゃつらにだまされるんじゃないぞ」

いと子「だまされる?」

おいら「うっかりメールアドレス晒したり、フシアナさんとかだな。あとはおだてられておっぱいうp祭りとか」

いと子「???」

おいら「まあ、気をつけることだ」

いと子「お兄ちゃんゼンゼン詳しいじゃん」

お兄ちゃん戦々恐々でしたとも

結局は高校卒業後そのまま地元に就職することになり、とりあえず的にバイトとして働いた雑貨屋の仕事が面白かったらしくそのままバイトから店員に格上げ、最終的には店を任されるまでに(めちゃくちゃちっさい店舗だったこともあり)なるに至ったのであります、

おいら「最近の売れ行きはどうだ、従妹よ」

いと子「ちょっとずつ売れてくよーやっぱり中年の人とかオジさん世代とかにウケがいいみたいなんだけど、見てるだけで買っていかないんだよー。やっぱ恥ずいいのかな?」

おいら「んーそうだろうな、家帰って『パパがあめ玉買ってきたー』とかハズいだろうそれ」

いと子「なるほどねーあ、それとけっこう若いお兄ちゃんみたいな人たちも買ってくんだよ。こないだバカップルが来てさ! もうむかついたよー以下略」

おいら「そうかそうか、商売熱心なことはいいことじゃないか」

いと子「うーんでもねー・・・あ、そうだ恥ずかしくないように店にのれんとかつけて見づらくしちゃえば買っても恥ずかしくなくない!?」

おいら「んー恥ずかしいか恥ずかしくないかはともかくとしてのれんはいいかもな。前にTOKYOのナムコナンジャタウンっつーとこ行ってきたんだけど提灯とのれんがあってなんか懐かしげだったぞ」

いと子「ほうほう、詳しく教えてー!」

と、どうやら自分で色々企画したり店をカスタマイズしたりと、なかなかハマっていたもよう、

が、そのお店も6月いっぱいでツブれてしまい、

現在は地元ほぼ唯一のゲームソフト屋兼PCパーツショップで下働き中、、、

そう、ゲームソフト屋、

パソゲーもいっぱい、

エロゲーもいっぱい、

店員はALLオタ男

まーもともと小オタ腐女子体質を持ち合わせたおまいならなんとかやってけるだろ、、、

お兄ちゃん、がんばれとしかいいようがない、