iso tank

言語と思考

何かで「人間は言語思考をおこなう」とか見た気がします。でもそれちょっと違うと思う。棚の上にケーキがあったとして「あ、棚の、上に、ケーキが、あるなぁ」などと頭の上でいちいち喋りますか? 答えは喋らない。お脳はよりダイレクトにケーキを視認する。ケーキを取るときも「ケーキを、取ろう」といちいち喋らない。言語を介するのは単なる確認行為だと思うのです。

逆も真なり。「言語がなくても思考はできる」。ていうか言語を排すれば思考はだいぶスムーズになると思う。ただし、これにはちょっとした条件がつく。つまり人間が言語により生み出した高度なロジックが存在する。それは例えば四則演算。数式をおめめで読み取った後、数学という言語をこねくり回すまで答えは出ない。ここにすごいロスが発生するし、お脳パワーもフル稼働させなきゃならないことに気づいてほしい。

もひとつ、「手順の説明」とかがある。手順を頭の中で整理する。言語で整理しようとするとすごい時間かかる。非言語で整理するとすぐ完了するのだが、これを言語にするのが大変なときがある。つまりうまく言語化できない。情報に齟齬が発生するかもしれない。いいから聞け。そして俺の支離滅裂でどもった説明の中から俺の言いたいことを汲み取れ。呆れ顔をするな。俺を・・・見下すなァーーーッ!!

何が言いたいかっていうと、そんなわけで俺は意図的に言語を排して仕事を行えばスムーズに事は運ぶと判断したのでお前ら(職場の近しい人あるいは隣の人を指す)に話しかけられてもうまく言語化できないし情報に齟齬が発生するから俺に訊くな話しかけるな仕事中にゲームの遊び方について質問するな。俺に仕事を・・・させろォーーーッ!!

言語と思考 への Writeback

名前:

URLまたはE-Mail:(※リンク表示注意)

コメント:

情報をクッキーに保存する

trackback URI:

http://iso.tank.jp/life/gengotoshikou.tarako